真宗のお坊さんには、なぜ髪を伸ばしてもいいの?
私たちの宗派を開かれた親鸞聖人のお言葉に『僧にあらず俗にあらず』というものがあります。これはお坊さんや一般の人を区別することのない、「既成の枠にとらわれない生き方」を表します。お坊さんと言えば髪を剃り、山に入って修行しているイメージが一般的と思われますが、その枠にとらわれていては世間一般の生活を送る人々の気持ちが分かりません。かと言って俗世間にドップリとつかると僧侶としての本分を見失います。ですから、髪を伸ばし家庭を持ちながらも仏教の教えを実践していく『第三の道』を歩んでいくのが浄土真宗と言えるのではないでしょうか。
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